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メンタルボディケア吉祥寺・・・自律神経失調症、パニック障害、うつ病を薬を使わず根本改善させています。

2012年11月11日

屈辱

会社を辞めることにした。

入院も、先生の治療も、習い事も私を変えることができなかった。
過食嘔吐と下剤乱用、アル中はひどくなる一方で、体重も35Kgを
とっくに切っていた。

親会社の上司も、「拒食症か?」と心配してくれる始末。
プログラマから事務への転部を頼んだが、課長は承知してくれなかった。
バブルが弾け、一人でも辞めてほしい、というのが現状だった。

送別会では思い切り飲んだ。
大好きだった先輩も、昔の仲間を連れて来てくれた。

やがて、酔っぱらった課長が目の前に焼き鳥の串を付き出した。
「拒食症だって?ほーら、これ食べれるか?」

気は合わなかったが、一応課長のためには尽くしてきたつもりだったのに。
実は、こんな風に私のことバカにしてたんだ。

涙が出た。

帰り、家が近い副課長と家路に着いた。
「なんで、ナカさん、こんなことになっちゃったの?」
いつもは厳しい副課長が、何度も私に口づけした。

・・・仕事はツラかったが、バーベキューに行ったり、運動会で楽しんだ
りした。
沢山の思い出が蘇ってくる。

でも、仕事を辞めなければ、もう体が持たない。
その頃の私の脳は食べることに支配され、プログラムを組む余地なんて
残されてなかった。


posted by naka at 12:22| 東京 ☁| Comment(0) | 放浪記(序章) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月09日

クリニックでの惨劇

退院後、入院から担当してくれていた先生のクリニックに
通院することになった。

半休を取って通った日々。
この時期になると、キチンと食べれるようになりたい、と思うが
食べるのが怖い。
食べてしまったらおしまいだ(何に対しておしまいなのか、分からない)
と、思ってしまう。
そして、自分に納得が行かない食べ方(家族に強要される、友達との付き合い)
をしたときは、過食嘔吐でうやむやにする。

「まずは、小さいお弁当とか食べてみたら?
見かけもキレイだし、そういうのを完食したことで
自信も生まれるんですよ」

分かってる。先生がアドバイスしてくれる5年前から分かっている。
要は、実行に移せないだけ。
私の食世界は、本当にちっぽけなものだった。
しかし、それが生きていける全てだった。

クリニックを出ると、必ず過食したくなる。
そして、実際過食嘔吐をしながら家路につくことになる

「足、キレイですね〜」
クリニックの待合で話しかけられた。

診察後、ミスタードーナツでお話した。
「絶対、ドーナツなんて食べない。吐きにくいんだもの」
ああ、一緒だね。

そして、彼女は言った。
「私も、診察のあとは過食しちゃうんです!」

ああ、そうなんだ。医者選び、間違えてる?
っていうか、食べるのが恐い、太るのが恐ろしいから過食嘔吐して
しまう、という心の奥の恐怖に触れないで
只、ちゃんと食べる(その基準も分からないが)ことが
治った証となる、と思ってる。
ウチの親でもできるようなアドバイス。

「さあ、このドアを出た時から過食はしないこと!」
余りにも過食嘔吐が治らない私に、ヒスを起こした先生の言葉。

そのドアを出た瞬間から、「帰りはどこによって、どこで過食嘔吐しようか・・・」
と考えていた。
posted by naka at 10:09| 東京 ☀| Comment(0) | 放浪記(序章) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月08日

姉の勘当

その頃、家でも変化が起こっていた。
百貨店の仕事を辞め、歯科衛生士の資格を取った姉が
歯科医の寮から家に戻ってきた。

姉は妊娠していた。
モト百貨店の出入り業者の人と・・・しかも不倫。

私だけが知っていた。

お腹を隠してお風呂に入る姉。
信じられない・・・。私がそうなったら、まずは降ろすと思う。
愛・・・?結婚願望?(姉は○○歳に結婚・・というような
人生設計を立てていた)

やがて、全ては明るみに出て、相手の人が挨拶に来た。
頑なに拒否する父。
そして、和解のないまま、姉は出て行った。
勘当されて・・・・。駆け落ち・・・・。

「あんたは知ってたんだ!どうして知らせなかったんだexclamation&question

母親に責められた。
涙を流しながら、それは仕方無い、と思った。
美人でかわいい、小さい時から気が強い姉。
逆らうことができなかった。
一度逆らうと、近所友達からも敬遠されてしまう。

そんな姉の秘密を、たとえ母であろうと打ち明けることはできなかった。

洗濯モノを畳みながら、母と口論し、仕舞には抱き合って泣いていた。
「お姉ちゃんが・・・お姉ちゃんが・・・
いなくなった・・・」

心から淋しかった。
姉には過食嘔吐の悩みなど打ち明けたことはないけど。
秘密を共有することで、繋がっている、と思っていた。

しかし、姉は出て行った。
確実、なんてモノはどこにもない。

ますます虚無感が広まり、ただ過食嘔吐することが生きてる証のような
もの。

その頃には指では吐き切れず、歯ブラシを咽喉に突っ込んで吐いていた。
posted by naka at 11:43| 東京 ☀| Comment(0) | 放浪記(序章) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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