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2012年11月09日

クリニックでの惨劇

退院後、入院から担当してくれていた先生のクリニックに
通院することになった。

半休を取って通った日々。
この時期になると、キチンと食べれるようになりたい、と思うが
食べるのが怖い。
食べてしまったらおしまいだ(何に対しておしまいなのか、分からない)
と、思ってしまう。
そして、自分に納得が行かない食べ方(家族に強要される、友達との付き合い)
をしたときは、過食嘔吐でうやむやにする。

「まずは、小さいお弁当とか食べてみたら?
見かけもキレイだし、そういうのを完食したことで
自信も生まれるんですよ」

分かってる。先生がアドバイスしてくれる5年前から分かっている。
要は、実行に移せないだけ。
私の食世界は、本当にちっぽけなものだった。
しかし、それが生きていける全てだった。

クリニックを出ると、必ず過食したくなる。
そして、実際過食嘔吐をしながら家路につくことになる

「足、キレイですね〜」
クリニックの待合で話しかけられた。

診察後、ミスタードーナツでお話した。
「絶対、ドーナツなんて食べない。吐きにくいんだもの」
ああ、一緒だね。

そして、彼女は言った。
「私も、診察のあとは過食しちゃうんです!」

ああ、そうなんだ。医者選び、間違えてる?
っていうか、食べるのが恐い、太るのが恐ろしいから過食嘔吐して
しまう、という心の奥の恐怖に触れないで
只、ちゃんと食べる(その基準も分からないが)ことが
治った証となる、と思ってる。
ウチの親でもできるようなアドバイス。

「さあ、このドアを出た時から過食はしないこと!」
余りにも過食嘔吐が治らない私に、ヒスを起こした先生の言葉。

そのドアを出た瞬間から、「帰りはどこによって、どこで過食嘔吐しようか・・・」
と考えていた。


posted by naka at 10:09| 東京 ☀| Comment(0) | 放浪記(序章) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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